レーザーの危険性について

レーザーの危険性について

弊社では、レーザー演出を主体としてコンサートやライブをメインにスタッフとしてのサービスがメインですが、
レーザーの活躍の場が増えていたり、扱いのハードルが下がっている分、再度危険性について周知したくブログ記事にしておきたいと思います。

まず、弊社に初めてレーザー演出を依頼される方には、必ずレーザーの危険性についてお話しさせていただいています。
レーザーの規格では、光の強度でクラス分けされていますが、演出機器などは基本的に客席を外したり、カメラやプロジェクターのスクリーン位置を確認することを徹底しております。
カメラのレンズは繊細なので、気をつけているつもりでも、レーザー光線が当たった瞬間壊れます。

また、レーザーの取り扱いは国によっても異なり、中国、東南アジアなどの国ではスモークを多めにして下に向けて照射する演出もあったりなんかします。
これは、スモーク噴出量や対象物との距離によって危険性が変わったり、皮膚や目が強度が個々に違うこともあるでしょう。

間近に迫ってきたり、見て感じれることでそれは派手な演出になりますが、共に危険性の伴う演出となります。カッコよさだけでは、何かあったとき責任が取れないというのが最終的な結論になります。

レーザー機器によって、光の強さも変わりますが、演出用レーザーは人に当てることは極力しない(特に顔、目の周り)というのが弊社の基本的意向です。
また、制御機器によって既定の、光の強度よりもかなり弱く照射することも可能ですが正確な安全性がわからない以上、出来る限り安全な演出方法でレーザー演出をさせていただければと思っております。

お仕事を依頼されるお客様には、演出内容によってお断りさせていただくこともあると共に、改めて以上のことを知っておいていただきたく弊社より入念にお願いさせていただきます。